熾火研究所式・炭酸飲料の炭酸の抜き方 2010年版
最新版。(まだしても電子工作一切関係なくて本当にすみません。*1)
後日追記:2011年版書きました(↓)
とりあえず 2010年版
用意するもの
やりかた
- まんがいちを考えて、台所のシンクの中などで作業しましょう。
- ペットボトルのキャップを開けます。
- 事前に振ったりしてはいけません。
- 1割か2割ぐらいコップに取り分けておく(1.5〜2L PETならば 1杯分ぐらい)
- 慣れないうちは突噴のリスクを減らすために是非やっておいてください。
- ミントタブレットを数粒(2粒程度でよい)口から静かに投下し、素早くキャップをする。
- ここでも瓶を振ったりしてはいけません。
- とにかく素早く。可能な限り素早く。コンマ数秒。
- キャップを少ーしずつ緩め、ガスの抜けを微妙に調整して、液面に発生する白い泡がどんどん増加していかないあたりでキープする。
- 液面から白い泡が消えてきたら更にキャップを少し緩める。泡面がどんどん上昇するようならすかさずキャップを締め方向に回す。
- やばい、と思ったらとにかく急いでキャップをきつく締める。で、泡が収まるまで少し待って、再びゆっくり開けてゆく。
- 最初の3分〜5分程度は目を離さないようにしましょう。
- 勢いが弱まってきたらキャップを外し、噴出しないことを確認したのち、キャップを軽く乗せた状態にしてそのまま 1時間〜半日程度放置する。
- ここで追加のミントを数粒投入してもよいです
- キャップを置くのはホコリやその他が入らないように。
- 以上で終了。
若干炭酸は残るが、完全に除去しようとすると飲料の香りも飛んでしまうので、そこそこで。
結局、「熱を加えても短時間では炭酸は抜けない」ということがわかり(炭酸泉などでわかるとおり。)、速やかに炭酸を抜く一番いい方法は「皿のように口の充分に広い容器に移して放置、若しくは超音波にかける」というものになるのだが、これは手間がかかりすぎる。ペットボトルに入れたまま、そこそこ炭酸を弱くするには、上に紹介した方法でやるのが、今のところのベスト。
ただし、この記事を見てなにかなさろうというかたは、すべて自己責任でお願いいたします。
また、ミントタブレットを投入してシェイクする、であるとか、炭酸飲料を飲んで直後にミントタブレットを飲み込む、などということは非常に危険なのでおやめください。特に後者は、胃を破裂させた人がいるそうです。マジ危険。
*1:でも、コーラは一部カジュアル電子工作'er の標準燃料です。