Arduino mini (04) にリセットボタンを設置してみる

ようやっと Arduino の記事。といっても、昨年の作業の再発掘ですが。

(因みに接続中の LED は、2素子内蔵されており TTL 直結 OK との話。ホントウカ)
Arduino mini にはプログラムロード時のオートリセット機能がありません。手動でリセット動作をかましてやらねばならないのですが、リセットボタンも付いていないので、毎回ジャンパワイヤを抜き差しするか、リセットボタンを(ブレッドボード上に)設置してやらねばなりません。これが、手間です。しかも、電源ラインを塞ぎます。コンパクトに何か実験したいときなど、意外と鬱陶しいです。
そこで、基板上に「ちょうどいいスペース」があることに目をつけ、超小型面実装タクトスイッチを取り付けてみました。画像のとおり、とてもいい按配です。(スイッチ自体は両面テープで貼っただけです)
超小型タクトスイッチは、スイッチサイエンスでも販売していますし、秋月電子でも売っています。


なお、「単純に GND と RESET ピンにスイッチ繋ぐ、でいいのか?」についてですが…
とりあえずこれでしばらく実験しましたが、いいみたいです。無問題です。大丈夫っぽいです。
Arduino 公式サイトの「mini」ページには「リセットかかるの防ぐにはリセット端子に +5V 繋いでね。リセット端子を浮かせておくと、気儘にリセットかかっちゃうよー」(超訳)なんてことが書かれていますが、

Reset. Whenever this pin is connected to ground, the Arduino Mini resets. You can wire it to a pushbutton, or connect it to +5V to prevent the Arduino Mini from resetting (except when it loses power). If you leave the reset pin unconnected, the Arduino Mini will reset randomly.

http://www.arduino.cc/en/Guide/ArduinoMini

おそらく mini04 ではこの点も解消されているのでしょう。(内部プルアップされているのではないかと。)


因みに、上の画像右側に見切れている(というか、主役級に堂々と写り込んでますけど)のは、シリアルUSBボードと、自作接続アダプタです。今気付きましたが、こんなもの万能基板切ってピン半田付けなんてしなくても、IC ソケットとショートリード(リードの切れ端)で充分でしたね。…いいんです。